ガイドブックに載っている"表(おもて)"だけじゃ物足りない方へ。satokoizmの"裏"パリガイド。


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カテゴリ:S-culuture サブカル( 2 )

パリで愛するための時間

突然ですが、あなたにとっての5分間って長い?短い?
瞬きしちゃダメ、動いちゃダメ、しゃべっちゃダメ、なんて言われたら、
5分間も永遠のように長く感じるでしょうね。
(特に3番目、寝言の多い私には睡眠中でも不可能です…汗)
それでも日常の中の5分間は本当に"あっという間"。
今回ご紹介する映画『Paris je t'aime(パリ ジュテーム)』の監督たちは、
そんな短い時間でパリを語ります。
20区にわかれるパリの街で18通りの愛を語っています。
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区にキャラクターがあるように、物語にも個性あり。
家族の愛、始まる愛、恋から続く愛、失った愛…。
この映画を見ているとパリには愛が溢れているようですが、
あながちウソじゃありません。
憧れや幻想を抜きにしても、質や期間は保証されなくても(?!)
パリはそこらじゅう愛だらけ♡

「信号待ちの数秒で、仰け反るようにキスしてたカップルがいたよ」
日本からきた友人が目を丸くして言っていました。

「satoko, je t'aime pour toujours (一生大好きだよ、サトコ)」
子供たちはまるで"おいしい"と言うように簡単にこんな台詞を口にします。

「男なんて信じる方がバカなのよ、特にフランス男はねっ!」
そう言うフランス女は、今日も恋を探しています。


このオムニバス映画はそれぞれ5分間にまとめた愛の形ですが、
パリでは5分で新しい愛が生まれるなんて日常茶飯事。
逆に5年いても"正しい"愛を見つけられない場合もあります。
(悲しいかなsatokoizmの実証済み…間違いだらけです)
ただ、誰かを愛するのに必要な時間なんて、
私たちが思っているよりずっと短いものかもしれません。

「恋っていいね、愛ってすてき」
そんな女性ホルモン刺激剤になること間違いなしの作品です。
(こちらももちろん実証済み♡)

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南仏の住人がこっそり教えてくれた"裏"プロヴァンス案内。
毎週 日曜 更新中 こちらもぜひ覗いてみてください。

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by satokoizm | 2012-09-07 12:00 | S-culuture サブカル

ザジの見たもの、知らないもの

久しぶりに『地下鉄のザジ』を見ました。
1960年のパリを走り回るザジはオマセでいたずらっ子。
憧れの地下鉄はストライキ中で運行してない、
こうなったら自分の足でパリを見て回ってやる!
e0242860_19363177.jpg

映画は知らなくてもこの顔に見覚えのある方も多いのでは?
原作は実験的作風で有名なRaymond Queneau(レーモン クノー)、
監督はヌーベルバーグの先駆けLouis Malle(ルイ マル)、
ストーリーがあるようでないどんちゃん騒ぎの90分。
映像だけでも十分楽しめる映画ですが、
その奥にはシュルレアリスムのスクラップ、コラージュ手法、
哲学的、数学的アプローチの台詞も盛りだくさん。
古いのに新しい、何度見ても飽きない映画です。

名前は分からないけど有名そうな建物、エッフェル塔、
渋滞、観光バス、カフェ、蚤の市、パリの人々…。

映画の中には1960年のパリがぎっしり詰まっています。
とは言っても、今でも見かけるものもたくさんあります。
逆にポンピドゥーセンターやベリブ(レンタル自転車)など、
今のパリにはザジの知らないものもたくさん。

街中を走り回るザジを見ているうちにパリ観光ができてしまう、
なんともお得な作品でもあります。
旅行前には予行演習をかねて、旅行後には思い出にひたるため、
ぜひとも見てほしい作品です。

これは余談ですが、ザジの口癖の「mon cul(モン キュ)」
日本語訳だと"ケツ食らえ"とか"おケツぶー"とかになるんですね。
最近だと"うぜー"とも訳されているそうです。
直訳すれば"私のケツ"、確かに日本的ではありません。
人(特に大人)をバカにしたようなこの台詞、
フランスのませガキ代表ザジにぴったりなんですが、
こんな台詞って言葉の意味よりもニュアンスが大切。
ケツから付かず離れずの言葉...うーん、難しい。
ののしり言葉やはやり言葉はその国の文化あってのこと、
時代背景だって無視する訳にはいきません。
ザジの知ってるパリがどれだけ残っていても、
話し言葉は(よくも悪くも)変わっていきます。
だからこの映画のなかで使われている言葉、
特に「mon cul」がパリで聞こえてこなくても、
ザジの嘘つき!なんて思わないでくださいね。


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by satokoizm | 2012-08-17 20:21 | S-culuture サブカル

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