ガイドブックに載っている"表(おもて)"だけじゃ物足りない方へ。satokoizmの"裏"パリガイド。


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住みたくなる美術館 (1)

パリにある美術館、博物館の数はゆうに140を越えるという噂。
美術ファンにとってはどれだけ滞在しても飽きない、
まさに街全体が芸術の館ではないでしょうか。

そんなところに住みながら、いつまでたっても
美術館ニガテ派のsatokoizm。
"もったいない"は耳にたこ、自分でもよく分かっています。
じゃあなぜ"Musee 美術館"なんてカテゴリを作ったのかって?
それは、こんな私でもおすすめしたい美術館があるからです。
絵画に疎くても、芸術品に感銘を受けなくても、
美術館の楽しみ方はいくらでもあるのです。

そんなわけで今回ご紹介するのはこちら。
(といっても美術館の外観ではありませんが…。)
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テラスの素敵な Musée de la Vie Romantique
その名もロマンティック美術館。

夜の繁華街9区に突然現れるのは緑のアーケード。
その奥に静かに佇んでいる、小さな館とテラスのカフェ。
美術館というよりも誰かのおうちかな、というサイズです。
そして、本当にもともと19世紀の画家
アリィ・シェフェールの邸宅、アトリエとして存在し、
当時のロマン主義の芸術家たちの集いの場だったそうです。
ご近所さんは、ショパンにジョルジュ サンドと豪華な顔ぶれ。
そんな彼らにまつわる作品も数々ありますが、
私がなによりも興味を惹かれたのはその内装です。
一部屋ごとに違う壁紙のかわいいことといったら!
まさに空間すべてがロマンティック♡
一緒にいた友人と学芸員のあきれ顔を横目に、
作品そっちのけであちこち壁の写真をとってきました。


   
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総柄のペイントで部屋そのものがカルトナージュ(紙や布で作る箱)のよう
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懐かしいチェック柄、縁取りまであって丸ごとクッションみたいな部屋
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クリーム色に薄いブラウン、おばあちゃんちのような柔らかい色合い
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一番のお気に入りはこの空間、赤いチェックとレースは乙女の基本
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カーテンとカーテンレールはだまし絵、上を見るまで気付かなかった!
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椅子の上にちょこんと置いてある、小さな木の実。
「座らないでください」ってプレートの何倍もセンスがいい"注意書き"。


私にとって"いい美術館"とは、住みたくなる空間。
だから有名なところでもピカソ美術館やロダン美術館のような、
「おじゃまします」と言いたくなるような小さなものが好みです。
迷子になるようなところ、学芸員がわんさかいるようなところは
どうにも緊張してしまい集中力散漫になってしまうのです。
そう考えるとこの美術館は理想的。
無料で入れるし、2階までぐる〜っとまわってその後はカフェで休憩。
芸術家たちの"たまり場"だったのもこの心地よさを知れば納得。
私たちもテラスでカフェを飲みながら「家賃いくらかな?」なんて、
素敵な物件を見つけたような感覚になりました。
ひとつだけ残念なのは、カフェは夏期(4月中旬から10月中旬)のみの営業。
だけどもし夏の間、その中でもバラの季節5月にパリに来る予定なら
ぜひふらっと寄ってみてください。
きっと旅のリラックスタイムになること間違いなしです。

Musée de la Vie Romantique (ロマンティック美術館)
16 rue Chaptal - 75009 Paris
開館時間 10:00〜18:00 (カフェは17:30まで)
月曜、祝日 休み
site http://www.paris.fr フランス語、英語

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南仏の住人がこっそり教えてくれた"裏"プロヴァンス案内。
毎週 日曜 更新中 こちらもぜひ覗いてみてください。

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by satokoizm | 2012-08-28 12:00 | Musee 美術館

(唯一)恋するモンパルナス

「今日は天気もいいし、少し散歩しようか?」
と誘われ、モンパルナスに連れてこられたら
私はきっと恋に落ちてしまいます。

というより、こんな風に連れてこられたら
間違いなく恋におちます。
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ここは、パリの異物モンパルナスタワーではもちろんなくて、
人ごみのレンヌ通り、通称"お買い物通り"でもなくて、
フランスの新幹線TGVが走る無駄に大きな駅でもなくて、
無機質なモンパルナスで私が唯一好きな場所。

Cimetière du Montparnasse (モンパルナス墓地)

パリにはここ以外にもいつくかの墓地があり、
フランス人、外国人に関わらず多くの著名人が眠っています。
墓地といっても湿っぽい雰囲気はなく、散歩名所のひとつ。
ちょうど桜並木の青山墓地を歩く感覚でしょうか、
観光客とお参りの方々、それからお散歩カップルがちらほら。
地図を見ながら、目当ての人(のお墓)に会いにいきます。
私が最初に向かうのは、まずこちら。
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切符にキャベツに似顔絵、ラブレターとにぎやかなお墓は、
音楽家Serge Gainsbourg(セルジュ ゲンズブール)のもの。
彼の作品にちなんだお土産とキスマークの嵐、
多くの女性に愛された彼らしいお墓です。
私の大好きな1960年代のフレンチポップは彼なしでは語れません。
作品の素晴らしさもさることながら、なによりも魅力的なのは彼自身。
ゲンズブールを歌う女たちというCDは幸運にも彼に愛された(彼と接点の合った)女性たちが歌うオムニバスアルバム。
ブリジット バルドー、アンナ カリーナ、フランス ギャル…。
他にもフランスを代表するザ・いい女のオンパレード。
日本でもCMやドラマで使用された作品も多く、
ファンでなくても聞き覚えのある曲もいくつかあると思います。
ミューズに愛された男は、天国でもこうして求められ続けるのでしょう。

さてお次はこちら。
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映画『悲しみよ こんにちは』でセシルカットを流行らせた、
アメリカ人女優、Jean Seberg (ジーン セパーグ)。
ヌーヴェルバーグの走り『勝手にしやがれ』を見直したのはつい最近。
品のいいお墓に飾られた写真を見ていると、
彼女のアメリカ訛りのキュートなフランス語が聞こえてくるようでした。

最後はこちら。
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哲学者、小説家のJean-Paul Sartre (ジャン ポール サルトル)のお墓。
写真(一番上)のカップルがいたのも彼のお墓の前でした。
彼女に向かって一生懸命サルトルを語る彼。
自分の好きな人が影響をうけた人(のお墓)とご対面で、
相手のことをより深く知ることができます。
やっぱりここは、恋する場所。

ほかにも映画監督のJacques Demy(ジャック ドゥミ)、
シトロエンの創設者、Citoroen Andre(シトロエン アンドレ)、
百科事典の代名詞、Larousse Pierre(ラルース ピエール )など、
多くの著名人が眠っているモンパルナス墓地。

生きている間に出会えなかった人にもここに来れば会える、
隣にいる誰かと生きているうちに出会えたことを嬉しく思う、
パリの墓地はロマンチックすぎるデートコースです♡


Cimetière du Montparnasse (モンパルナス墓地)
最寄り駅 Raspail, Vavin, Denfert-Rochereau
開園時間 月曜から金曜 8:00〜17:30
     土曜 8:30〜17:30 日・祝 9:00〜17:30
※夏期(3/16〜11/5)は毎日18:00まで開園


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by satokoizm | 2012-08-24 12:00 | Parc 公園

以上でも以下でもない、パリ以外。

このところ、というより最初から一にも二にもパリ、パリ、
"ああ言えばパリ、こう言えばパリ"とうるさく叫んできましたが、
そろそろこの辺でフランスの別の地方もご案内させて頂きます。

。。。

と言ったはいいものの私、地方のことをよく知りません。
パリばかり歩き回っているせいか、
足を踏み入れたことのない"フランス"がいっぱい。
毎日が楽しいもんだから別の場所にさほど興味がないのも事実、
時間的、金銭的にスケジュールを立てるのが苦手なのも事実、
結局はそんなに旅好きじゃないんですね、パリ出不精なのです。

大抵のフランス人は地元が大好き。
地元産のワインを飲み、自慢げに方言で話します。
パリのフランス人も自分の生まれ育った地方が好き。
「次はきっと連れて行ってあげるからね」
とプロポーズまがいの言葉も何度もいただきました。
そして親しくなった頃からこの"プロポーズ"を止めないのが、
南仏育ちのFrederic(フレデリック)。
彼はフローリスト、空間デザイナーなど多才な肩書きの持ち主。
「僕の原点はプロヴァンスにある」
パリで活躍するアーティストですが、いつもこの一言を忘れません。
その言葉に負けて、とうとう私も4月にプロヴァンスに行ってきました。
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Fredericのアイデアを形にする下準備のため、
フローリストやフォトグラファー、照明デザイナーのチームを集め、
なおかつ私もジャーナリストとして参加させていただきました。
「ここは僕だけが知っているプロヴァンスだよ」
その地を愛し、その空をよく知る人に案内される旅。
はじめての南仏がウワサ以上に素敵な場所だと思えたのは、
彼のプロヴァンスを垣間みることができたからでしょう。
こんな"裏"ガイド、独り占めしては罰があたります。

ということで、"裏"プロヴァンス案内。始めました。
ちょうど冷やし中華が美味しい季節ですものね。
(これは全く関係ないし、しかももう遅すぎです…はい。)
パリ大好きsatokoizmがみつけたプロヴァンスの魅力、
少しずつ紹介していきたいと思います。



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by satokoizm | 2012-08-21 12:00 | Antiparis パリ以外

ザジの見たもの、知らないもの

久しぶりに『地下鉄のザジ』を見ました。
1960年のパリを走り回るザジはオマセでいたずらっ子。
憧れの地下鉄はストライキ中で運行してない、
こうなったら自分の足でパリを見て回ってやる!
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映画は知らなくてもこの顔に見覚えのある方も多いのでは?
原作は実験的作風で有名なRaymond Queneau(レーモン クノー)、
監督はヌーベルバーグの先駆けLouis Malle(ルイ マル)、
ストーリーがあるようでないどんちゃん騒ぎの90分。
映像だけでも十分楽しめる映画ですが、
その奥にはシュルレアリスムのスクラップ、コラージュ手法、
哲学的、数学的アプローチの台詞も盛りだくさん。
古いのに新しい、何度見ても飽きない映画です。

名前は分からないけど有名そうな建物、エッフェル塔、
渋滞、観光バス、カフェ、蚤の市、パリの人々…。

映画の中には1960年のパリがぎっしり詰まっています。
とは言っても、今でも見かけるものもたくさんあります。
逆にポンピドゥーセンターやベリブ(レンタル自転車)など、
今のパリにはザジの知らないものもたくさん。

街中を走り回るザジを見ているうちにパリ観光ができてしまう、
なんともお得な作品でもあります。
旅行前には予行演習をかねて、旅行後には思い出にひたるため、
ぜひとも見てほしい作品です。

これは余談ですが、ザジの口癖の「mon cul(モン キュ)」
日本語訳だと"ケツ食らえ"とか"おケツぶー"とかになるんですね。
最近だと"うぜー"とも訳されているそうです。
直訳すれば"私のケツ"、確かに日本的ではありません。
人(特に大人)をバカにしたようなこの台詞、
フランスのませガキ代表ザジにぴったりなんですが、
こんな台詞って言葉の意味よりもニュアンスが大切。
ケツから付かず離れずの言葉...うーん、難しい。
ののしり言葉やはやり言葉はその国の文化あってのこと、
時代背景だって無視する訳にはいきません。
ザジの知ってるパリがどれだけ残っていても、
話し言葉は(よくも悪くも)変わっていきます。
だからこの映画のなかで使われている言葉、
特に「mon cul」がパリで聞こえてこなくても、
ザジの嘘つき!なんて思わないでくださいね。


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by satokoizm | 2012-08-17 20:21 | S-culuture サブカル

パリに"いいね"が嬉しい理由。

なんだかんだ言っても結局はパリが好きなんです、私。
嫌い嫌いも好きのうち、とはよく言ったもので…。
パリに来た友人や知人、お客さまや他人さま、とにかく誰でも
「パリ、いいね〜」と言っていただけたら
でしょ、でしょ、と嬉しくなってしまうのです。

今回は私のお部屋をお貸ししたロンドンガールさま。
すったもんだもありましたが、最後には
「フランス語を勉強して、きっとまた来るよ」
と言ってユーロスターに乗って帰っていかれました。
パリに来た人が「いいね」と言うと、なんとなく誇らしい気分。
自分のことを褒められてるわけでもないのに、
でしょ、でしょ、と声が弾んでしまうのです。

初めてでも、二度目でも、住んだって飽きない。
この街に取り憑かれた人は魅了され続けるでしょう。

そういえばヘミングウェイも言っていましたね。
『もし、きみが、幸運にも、青年時代にパリに住んだとすれば、
きみが残りの人生をどこで過ごそうとも、パリはきみについて
まわる。なぜならパリは移動祝祭日だからだ。』

思うに、青年時代もなにもありません。
パリほど変わらない街はないのだから、
10年前でも昨日でも、
あなたがパリを知ったその日が始まり。
と言いながらよく考えてみると、
この"移動祝祭日"、読んだことがありません。

ヘミングウェイの愛したパリ。
というのは少し大げさだけど、
人の"いいね"を掘り下げてみるのも
楽しいかもしれません。
ちなみにロンドンガールさまのパリは
こんな感じだったそうです。

http://ameblo.jp/karine-vivi-nature/entry-11318795412.html

ついでに私のお部屋もステキにご紹介いただきました。

http://ameblo.jp/karine-vivi-nature/entry-11326350861.html

もし誰かがあなたに「パリ?いいね〜」と言ったなら
その人の言うことを聞いてみてもいいかもしれません、ね。
とりあえず私は"移動祝祭日"を探すことにします。

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by satokoizm | 2012-08-14 12:00 | Satokoizm 私

パリジェンヌの品格

パリの女性は最初から最後まで女である。

子供はできるだけ早く女になりたがり、
大人はできるだけ長く女でいたがる。

それは"妻"や"母"になっても同じこと。
立場が変わってもfemme(女性)であることには変わりない。

パリジェンヌであることは、女であるということ。
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推定60歳前後のかっこよすぎるパリジェンヌ。
紺色のカーディガンに赤いスカート、バレリーナシューズ。
ポケットに手を入れて颯爽と歩いているところがまたいい。

「ワインと女は古いほうがいい」
彼女の姿を見たときに思い出した言葉だった。
ワインは一般に長く置くほど美味しくなると言われている。
丁寧に保存されたものは、まるで別のボトルかと思うほど
香りも味わいもまろやかで豊かになる。
それに比べてボジョレーヌーボーのような新作ワインは、
軽すぎてキャラクターも飲みごたえもない。
"新鮮で飲みやすい"は、決して褒め言葉ではない。
女性にも同じことが言える。
経験を経て成熟した女は、自分のことをよく知っている。
しぐさに、言葉に、らしさが現れる。
失われていくもの(若さ)に執着して一生懸命シワを隠すよりも、
幸せな思い出が刻まれた笑い皺を愛するほうがいい。
どんな歳の重ねかたをしてきたのだろうと思わせる、
彼女のような女がこの街に愛されるのだ。

「畳と女房は新しい方がいい」
こんな台詞はパリの女には通用しない。
女子や女の子という甘い言葉でお子様扱いされることは
パリジェンヌの望む道ではない。
そもそも"女子"という言葉に品格は似合わない。
パリジェンヌの"品格"は、女であることに意味がある。


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by satokoizm | 2012-08-10 12:00 | Parisien パリジャン

コインで夢見る、"フランス映画"

研究勉強会のためウィーンにいらしていた大学院生2人組。
せっかくヨーロッパに来たのだからパリにも寄って帰りたい!
ということで、パリ3日間のうちの半日を案内させて頂きました。

8月のパリは泣く子も黙る(笑う?!)、ザ・観光シーズン。
ヴァカンスでパリジャンが留守にしている間、
パリの街は"世界一の観光地"になります。
「おすすめはオフシーズン!」が口癖の私ですが、
今回はシーズンならではの雰囲気も楽しんでいただけました。

サクレクール寺院のあるモンマルトルの丘は、
観光客、大道芸人、お土産屋さんでいつも以上に大にぎわいです。
それから、似顔絵描きにアコーディオン奏者、
今も昔もここは芸術家の集まる場所。
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ヴァイオリンを弾いていたのは、きれいな女の子。






パントマイムをする大道芸人は、まるで本物の銅像。
彼の前にある帽子にお客さんがお金を入れると動き出します。
コイン一枚で命を吹き込めば、無声映画の始まりです。
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"ボンジュール、ムッシュ" "初めまして、マドモアゼル"
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"お近づきのしるしに、ここに口づけくださいな"
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"そうそう、ここです" "チュ♡"
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"ありがとう、マドモアゼル" "どういたしまして、さようなら"
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"お願い、いかないで。ぼくの胸の鼓動が聞こえるでしょう"



パリを歩いていると本当に"フランス映画"のなかにいるようです。
もちろん観客として見ているだけでも十分楽しめますが、
どうせなら彼女のように役者として街(映画)に参加するのもいいですよね。
これも観光地、観光シーズンならではです。
もちろんこの後は"裏"パリもしっかりご案内させていただきました。
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2人とも終始笑顔で案内しているこちらまで嬉しくなりました。
merci, a tres bientot (またの機会を楽しみにしています)!!

※お客さまから許可を頂いて写真掲載しています

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by satokoizm | 2012-08-07 12:00 | Guide ガイド

部品に萌えろ、パリチャリ男子!

日本人女性はパリがお好き。

お菓子にお買い物、カフェにレストラン。
"一度は行ってみたい"が"また行きたい"になって、
気がつけば "暮らしてみたーい(ハート)"
ってな具合に女子の好物が詰め込まれた街。

それに比べて男子はどうでしょう。
甘いものよりアルコール、フレンチより居酒屋、
エッフェル塔のキーホルダーよりポルノ写真付きライター(?!)。
確かに日本男児の好きなものはガイドブックには載っていません。
しかし、当然のことですがパリにだって男子はいます。
何百万人という男子が住んでいるのです。
彼らはビール片手にサッカー観戦でヤジを飛ばしたり、
手巻きタバコを巻いたり、ジャンクフードでお腹を満たしたり、
一枚のレコードを探して何時間も店に居座ったり、ナンパしたり、
日本男児とそう変わらない生活をしています。
(どの国でももっと別の暮らしをしている人も大勢いますが...)

ということで、このカテゴリで紹介するのは"男"のパリの楽しみ方。
その名もMec in Paris(野郎のパリ)、です。

「フランスとかまじ興味ねーし、飛行機だりーし」
そんなあなたに送る、野郎なパリガイド第一弾はこちら。
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正直、私にはさっぱりな世界ですが、いかがですか。
萌えますか、日本の自転車男子のみなさん。

実は自転車はフランスの国民的スポーツのひとつ。
ツール ド フランスという国内一周レースは大人気、
渋滞の間を涼しげな顔で通り過ぎる自転車通勤族、
フランス人と自転車は切っても切れない間柄なのです。

こちらのお店は、BICYCLE STORE(バイシクル ストア)。
2008年にオープン以来、パリの自転車ツウに愛されています。
マニアックな専門店というよりはセレクトショップに近く、
オーナーの好みを全面にだした品揃えです。
自転車、ユニフォーム、部品、メッセンジャーバッグまで
自転車にまつわる物がセンスよく並んでいます。
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超カラフルなサドルとパイプ…?(知識がなくてごめんなさい。)
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自転車ってこんなにたくさんの部品でできてるんですねぇ。
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ペダルもいろいろ。ちょっとした違いがこだわりどころ、なのかな。

"suzu"と名のついたベル(日本製?)やパリの工場で作られたフレームなど
あまり興味のない私でも楽しめる空間はまるでギャラリーのようでした。
そして相談しにきたお客さんと話し込むスタッフ、
ひとり黙々と自転車修理に励むスタッフ、
撮影許可を訊ねた私を感じよくOKしてくれたスタッフ、
そこはお店というより、サークルやクラブの集まりみたいでした。
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自転車をおみやげに持って帰るのは無理だけど、部品なら大丈夫。
しかも部品交換や組み立てる楽しみを思えば、2度美味しい。
共通の趣味は言語より確かなコミュニケーション手段だと思います。
あなたと同じ物が好きなフランス人とぜひ熱くなってください。

BICYCLE STORE
17, BOULEVARD DU TEMPLE 75003 PARIS
日曜定休 10:00〜19:00
HP http://www.bicyclestore.fr
※8月中は27, BOULEVARD DU TEMPLEにてPOP-UP STOREとして営業。

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by satokoizm | 2012-08-03 12:00 | MiP 野郎のパリ

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